日本経営監査学会案内!
当会会長内木勤が日本経営監査学会理事長に、当会理事長伊橋誠一が、同学会首席理事に就任し、設立されました。
日本経営監査学会設立趣旨書
近時、企業や団体における不祥事が相も変わらず頻発しており、社会経済において憂慮すべき状態が続いています。企業の不祥事が起こるたびに、監査役改革、委員会設置会社の導入、外部取締役の改革が講じられてきましたが、いずれも防止することができずにいます。公認会計士による会計監査の責務を重くし、会計監査を精緻にしたとしても財務会計の処理にかかわる部分に限定されざるを得ません。会計監査は過去の経営行為に対する財務情報に対して行うものですから限定的なものにならざるを得ません。企業のリスクは、意思決定において生じるものであり、適切な決定がなされているか全プロセスを監査する必要があります。また、外部環境の変化に対して漫然と、あるいは無視することも大きくなっています。本学会はこのような社会的ニーズにこたえるべく広範な経営監査の理論的枠組みを構築し、経営監査の科学的な研究を探求する研究者を結集し、経営監査学の確立を目指す目的で設立するものです。経営監査学は実践科学であり、多様な領域の科学を総合する総合科学として発展しなければなりません。従って、経営学、会計学、監査論、法学、行政学、心理学、人類学、社会学等の研究者 及び実務家の参加を広く求めたいと思います。
令和元年12月1日
日本経営監査学会発起人一同
目的
本会は、経営監査の研究及び経営学、会計学、行動心理学等の関連諸科学の研究を行うとともに、これらの分野にたずさわる研究者、実務者等による研究成果の発表と相互交流を行なうことを通じて、経営監査に関する学問体系の確立に資することを目的とする。
活動事業
1.研究成果の発表会の開催及び研究会、講演会の開催
2.経営監査に関する刊行物の発行
3.研究論文の登録
4.優れた研究業績を持つ者の表彰
5.研究者の養成、研究者に対する助成
6.経営監査の普及および監査実務者の養成並びに教育
7.その他目的達成に必要な事業
入会資格
本会の会員は、次の5種とする。
1.学術会員 経営監査及び社会科学に関する研究者(大学院生含む)
2.専門会員 経営監査及び社会科学に携わる実務者
3.名誉会員 著しい業績を挙げ又は本会に対する貢献度の高い者
4.学生会員 経済、経営、会計、経営法学等を専攻する学部学生
5.賛助会員 本会の目的に賛同し、本会の刊行物を講読する団体
6.特別会員 学術会員、実務会員の中から、総務委員長が指名する。
② 学術会員、専門会員、名誉会員を正会員とし、学生会員を準会員とする。
③ 名誉会員は、常任理事会の選出により、直近の評議員会の追認を必要とする。
会 費
年会費8,000円
入会金はありませんが、年度の途中に入会も8,000円です。
上部団体
日本経営学会連合
日本臨床医学情報系連合学会
事務局所在地
研究本部事務局:
〒960-1296 福島県福島市金谷川1−番地 福島大学経済経営学類稲村研究室内
主たる事務所(管理事務局):
〒194-0022 東京都町田市森野2-15-12 パレスヒルズ2F
代表役員
会 長 渡辺 基也(東海学園大学教授)
理事長 内木 勤(一般財団法人東京総合研究機構理事長)